5月11日、時刻は10時半過ぎ。
私は立山黒部アルペンルートの立山駅へやってきました。
場所はココ。
これからケーブルカーに乗った後バスに乗り換え、目的地の雪の大谷まで向かいます。
雪の大谷がある「室堂駅」までは片道4090円、往復だと7380円と非常に高額です。
...にも関わらず、周りには外国人観光客でごった返していました。
そうか、今は円安なのでインバウンドにはダメージないんだった...
実は富山駅から一本で来れる
富山県の中でもかなり内陸にあるこちらの駅ですが、実は富山駅から電車で一本で行くことが出来るんです。
それがこの富山地方鉄道です。
時刻表が小さく見えます。
日中は1時間にたった1本しか運行されていませんが、乗換無しで行ける上に富山駅行きというのはなんだかとても安心感がありますよね。
立山駅→美女平駅 ケーブルカー
途中の美女平駅まではケーブルカーで移動します。
車両の後方には貨車もついているようで、この先の物流機能としても果たしているのかもしれません。
それにしても満員の車内に聞こえてくるのはどこもかしこも外国語。
いつから日本は植民地になったんですかね...
美女平駅→室堂駅 高原バス
美女平駅に着いたらバスに乗り換え、目的地の室堂駅まで一本です。
途中、様々なポイントでバスが一時停車。じっくりと観察することが出来ます。
称名滝は落差日本一の滝としても知られており、その落差なんと350m。
東京タワーより高いんですよね。
遠くから見ると「ふ~ん」程度ですが、近くで見るとそれはそれは圧巻らしいです。
20分ほど登り続け、辺りは一面雪景色に。現在の標高は2000mに達しました。
奥に見えてる平野が富山市の方ですね。
室堂駅・雪の大谷
というわけで乗車1時間くらいで室堂駅に到着しました。
到着するや否やバスを降りた乗客はテクテクと雪の大谷へ歩いていきます。
その景色がコレです。
よくテレビで見るやつです。すげぇ!!!!!
観光バスと比較するとどれほど壁が大きいかがわかりやすいと思います。
ただコレでも例年と比べると雪が少ないらしく、壁が低いそうです。
確かに、ネットで調べると観光バス3台分くらいはありそうな雪の壁の写真が出てきます。
やっぱり温暖化の影響なのでしょうかね?
私はこの後みくりが池温泉に向かい、硫黄の匂いを体にまとって温まってから立山を後にしました。
途中見えたみくりが池はガスの影響なのか、めちゃくちゃ水色に輝いていて美しかったです。
さて、かなり長い道のりのように感じましたが、北陸新幹線があるので都内からでも普通に日帰りで行けると思います。
雪の大谷だけでは勿体ないので、ここに来たら是非みくりが池温泉も行ってほしいですね。