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【廃線探索】JR江差線・木古内駅/江差駅へ訪問

今回はJR江差線です。

 

JR江差線とは

JR江差線は北海道函館市五稜郭駅から江差町江差駅までを結んでいた路線です。
そのうち五稜郭駅から木古内駅までは2016年の北海道新幹線開業に伴い、JRから第三セクターへ経営移管され、現在は道南いさりび鉄道として運行しています。
ちなみに、2006年に廃線になったふるさと銀河線以来、北海道には第三セクター鉄道はありませんでしたが、現在北海道唯一の第三セクター鉄道となってます。
廃線となったのは木古内駅から江差駅までの約42kmの区間になります。

なぜ廃線になった?

一言で言ってしまえば利用者が少なかったからです。
昭和62年時点では1km辺りの1日平均利用者は253人いたのが、平成23年には41人にまで減少し、この約30年の間に6分の1にまで利用者が減少したと言うのです。
年間3億円の赤字にもなる江差線は厳しい経営が続くJR北海道からしたら手放したくて仕方がないのも頷けます。

今回は北海道新幹線の駅にもなっている木古内駅と、江差線の終着駅だった江差駅に訪問してみました。

木古内駅

木古内駅道南いさりび鉄道線の終着駅でもあり、東京方面からやってくる北海道新幹線の玄関口にもなっています。

場所はココです。

 


遠くから見ると立派な駅舎ですが、立派なのは北海道新幹線側だけでして、道南いさりび鉄道線はかなりこじんまりとしています。


本数は1日9本でした。新幹線があるとはいえ、乗り換えなしで函館に行けますし、決して全く需要が無いわけではない気はしますね。

こちらは北口。北海道新幹線側です。駅前には駐車場が広がってます。


駐車場は無料のようなので、道民の方はここに車を停めて本州に向かうという使い方も出来ると思います。


北海道新幹線の本数は1日8往復でした。


江差駅

かつての駅前ロータリーです。面影はかなり残ってます。


ただ、駅舎は現存しておらず、残っているのは短い線路と当時の駅名標だけです。
モニュメントはありますが、少々寂しいですね...

駅名標の裏に回ると当時の江差線について書かれています。
どうやらここにあった駅舎は廃線から2年後の2016年に解体されてしまったようです。

こういったものが一部でも残っているだけいいですが、ココ以外は本当に列車が来ていたと感じさせないくらい整備されていました。

江差駅当時の時刻表を調べてみたのですが、一日6本の運転のようでした。

これほど少ないとバスで良いという判断になるのもよーくわかります。

 

江差駅に行ったその後

私はその後、北海道最南端の白神岬へ行きました。

実はこのあたりも昔、松前線という路線が走っていてその遺構も見ることができましたね。

白神岬へ行ったのは良いのですが、この時台風が接近しており、車が横転しそうなレベルの風が吹き荒れていて撮影するので精一杯でしたw